全般

「諦める」投資を挫折してしまう3つの理由を紹介!

2021年9月4日

投資を挫折してしまう3つの理由を紹介します。
悩める人
悩める人

投資を始めて順調だったはずが、大損してしまった。

投資を諦めたほうがいいのかな?

こうした悩みをお持ちの方に向けて、今回の記事を書かせていただきました。

投資を挫折する人は意外と多い

最近、「投資」「仮想通貨」といったワードが話題になっています。

特に若い世代を中心に、SNS上で盛んに投資関連の交流がされています。その背景に、YouTuberやインフルエンサーによる情報発信の盛り上げがあるかと思われます。

しかしながら、そうした盛り上がりの中、損をしている投資家たちがいることを忘れてはいけません。読者の中にも華々しいインフルエンサーの利確ツイートを見る一方で、自分だけが何故か損をしているという方もいることでしょう。

中には、株式市場から身を引いた方もいることでしょう。こうした挫折をしないようにするには、どうしたらよいのでしょうか。

投資を挫折する3つの理由

投資を挫折してしまう方には、3つの理由が隠れています。

そのどれもが簡単な方法で対処できるものです。逆に言えば、些細なことで株式市場から撤退を余儀なくされた方が大勢いるということです。

「1ヶ月で100万円!」「誰でも簡単に大儲け!」という怪しいフレーズに惑わされがちなアナタは要チェックです。

1.投資を”ギャンブル”と勘違いする。

1つ目は、”投資をギャンブルと勘違いしてしまう”ケースです。

投資を始めたばかりの人によって、1日で数千、数万円と儲かる日があれば有頂天となってしまいがちです。結果、さらなる利益を求めて博打のような株式売買を行なってしまった日には、大きな損失を被ることになります。

また、こうしたケースで特に怖いのが”レバレッジ取引”です。レバレッジ取引は一言で表すと、”元手を担保に何倍もの倍率で取引する”ことです。よって、資金が少額でも大きなリターンが期待できる取引方法とされる一方で、下手をすれば何倍もの損失が降り注いでくることになります。

こうした取引はレバレッジETFや投資信託を活用すれば、簡単にできてしまいます。

レバレッジ投資を否定するわけではありません。しかしながら、投資のタイミングも分かっていない初心者がいきなりレバレッジで短期売買を繰り返しても上手くいくわけがありません。

そのため、愚直と言われようとも素直にインデックスファンド(S&P500、全米など)に積立投資すべきです。

2.現金と投資の比率を決めていない。

2つ目は、”現金と投資の比率を決めていない”ケースです。

保有株たちが最高値を更新し続けるような白熱した市場になると、ついつい買い増ししてしまいます。筆者もついやりがちです。

もちろん、

 

  • 好決算だった。

  • 株式にとってプラスなニュースが報じられた。

 

といった理由があれば、悪い選択ではありません。

しかしながら、持っているお金を全部株式市場に注ぎ込むことは悪手としか言えません。どんなに株式市場が上を向いていても、次の日には大暴落するかもしれません。それが株式市場です。

そのため、仮に暴落が起きようとも耐えられるように現金をある程度保有しておかなければなりません。

生活水準はひとそれぞれであるため、この場で”この比率にすれば正解!”と断言することはしません。

例を挙げるなら、

 

  • 半年生活するために困らない金額を現金として保有。

  • 現金と投資金額の比率が5:5になるように保有。

 

といったものです。

他の投資家のケースを参考にしてもいいですし、ご自身の年齢や収入、投資目標に合わせてアレンジしてみてください。

このルールを守るだけでも、アナタの資産を守ることができます。

3.「儲かっている人には何か裏がある」と思い込む。

3つ目は、”儲かっている人には何か裏があるはずだ”と思い込んでしまうケースです。

確かにごく一部の富裕層やインフルエンサーには何か裏があるのかもしれません。あるいはその裏を作り出しているのかもしれません。

しかし、大半の人たちには裏はなく、普通に投資をしているだけです。

なぜそう言えるのか? それは愚直にインデックスファンドに投資するだけでも、大きく利益を出すことができるからです。

もちろん、黎明期のアップルやグーグルのようなGAFAに投資していたケースよりも利益はごくごく小さいです。しかし、ごく一部の当たり株に賭けるよりも楽に投資できます。

先ほどお伝えした通り、”投資はギャンブルではありません”。よって、勝ち馬を買うのではなく全ての馬を買ってしまえばいいのです。

「何か裏があるはずだ。そうに違いない」と下手な策を練るよりも簡単に投資できます。

損している人は「なぜ自分だけ」と思い込む

損をするたびに「なぜ自分だけ」と思い込むことはよくあるでしょう。筆者もよくあります。

しかし、いつまでもそう思い込むのではなく、振り返ったり、忘れることも大切です。

投資をしていると時に理不尽のような相場に出会うことがあります。後付けで専門家たちが”ああでもない、こうでもない”と理由付けをしても、結局損したことには変わりありません。

こうした相場では、「たまたま運が悪かった」、「予期せぬ事態が起きたのだから致し方ない」と諦めるしかありません。

“投資の神様”であるバフェットでさえ年利20%

投資における”勝ち”とは何でしょうか?

人によっては”資産が5倍、10倍と膨れ上がり、数年で大金持ちになる”ことかもしれません。

しかし、これは素人がいきなりメジャーリーグでホームランを打つようなものです。狙おうものなら、”空振り三振バッターアウト”で終わりです。

そうではなく、分相応の草野球でヒットを狙いましょう。例え年率5%の利益でも5年、10年と続けば大きなリターンとなっています。

また、ほとんどの人はいきなり1,000万円もの大金を用意できないでしょう。最初のうちは100万、200万が投資資金となります。

そのため、リスクを取って無理して投資してもそもそも大きなリターン金額にはなりません。必然的に数年、数十年と長い年月で積立投資となることでしょう。

よって、焦って外れを引く必要はなく、ゆっくりのんびり気長に投資すればよいのです。

-全般
-