株式投資

【VHT、XLV、IXJ】ヘルスケア(ヘルスケア)セクター最強のETFはどれ?

今回は、ヘルスケア(ヘルスケア)セクターについて解説していきます。

【VHT】バンガードヘルスケアETF

【XLV】ヘルスケア・セレクト・セクター SPDR ファンド

【IXJ】iシェアーズ・グローバル・ヘルスケアETF

の3種類のうち、どちらのETFを選ぶべきか悩んでいる方のために、経費率、構成銘柄などを比較していきます。

また、楽天証券&SBI証券でも購入できるのか、解説します。

【結論】ヘルスケアセクターETFならVHT、IXJの二択

まず、

①【VHT】バンガードヘルスケアETF

②【XLV】ヘルスケア・セレクト・セクター SPDR ファンド

③【IXJ】iシェアーズ・グローバル・ヘルスケアETF

のうち、どのETFを選ぶべきか?という疑問にお答えします。

結論を先にお伝えすると”【VHT】バンガードヘルスケアETF”、もしくは”【IXJ】iシェアーズ・グローバル・ヘルスケアETF”を選ぶべきです。

後ほど解説しますが、構成銘柄数、経費率等を比較した結果、この結論に至りました。

まずは、それぞれのETFについて詳しく知っていきましょう。

①【VHT】バンガードヘルスケアETFの概要、株価、経費率

【VHT】バンガードヘルスケアETFは、MSCI アメリカ・インベスタブル・マーケット・ ヘルスケア指数の構成銘柄のうち、あらゆる時価総額規模のヘルスケア株のパフォーマンスに連動する投資成果を目標としたETFになります。

要約すると、「米国マーケットに上場した全てのヘルスケア(ヘルスケア)セクターで構成されたETF」ということです。

構成銘柄数は脅威の407銘柄になります。インデックス・ファンドとしては充分な分散銘柄数です。

経費率は0.10%、直近配当利回りは1.24%になります。よって、経費率を差し引いた配当利回りは1.14%です。

運営会社は有名なバンガード社で、全米インデックスファンド・VTIなどを運営している企業になります。

【VHT】バンガードヘルスケアETFの構成銘柄、業種

次に、【VHT】バンガードヘルスケアETFの構成業種を見ていきましょう。

上位構成順に業種を見ていくと、1位が医薬品(27.50%)、2位が医薬品機器(17.40%)、3位がバイオテクノロジー(17.10%)といった構成です。

そのほかの業種を含めた業種別割合は以下のグラフとなります。

“バイオテクノロジーが3位”という結果に正直、驚きました。今後、バイオテクノロジーが再注目されれば、この構成比率も変化するかもしれません。

 

次に、構成上位5銘柄を見ていきましょう。

ティッカー銘柄名保有比率(%)
UNHUNITEDHEALTH GROUP INC8.80
JNJJOHNSON & JOHNSON7.91
PFEPFIZER INC4.90
LLYELI LILLY4.60
ABBVABBVIE INC4.38

2位のジョンソンエンドジョンソンは日本でも馴染みのある企業で、耳にしている方も多いでしょう。3位のファイザーに関しては言わずもがな、新型感染症のワクチンで大きく注目を受けた企業になります。

②【XLV】ヘルスケア・セレクト・セクター SPDR ファンドの概要、株価、経費率

【XLV】ヘルスケア・セレクト・セクター SPDR ファンドは、ヘルスケア・セレクト・セクター指数に連動する投資結果を目指すETFになります。

要約すると、「S&P500に含まれるヘルスケア(ヘルスケア)セクターのみで構成されたETF」ということです。

構成銘柄数は76銘柄になります。また、S&P500組入銘柄のみで構成されているため、大型株のみです。

経費率は0.10%、直近配当利回りは1.51%になります。よって、経費率を差し引いた配当利回りは1.41%です。

運営会社は有名なSPDR社で、ゴールドETFで有名なGLDなどを運営している企業になります。

【XLV】ヘルスケア・セレクト・セクター SPDR の構成銘柄

次に、【XLV】ヘルスケア・セレクト・セクター SPDR ファンドの構成業種を見ていきましょう。

上位構成順に業種を見ていくと、1位が医薬品(29.28%)、2位がヘルスケアプロバイダー(23.84%)、3位がヘルスケア機器(18.99%)といった構成です。

そのほかの業種を含めた業種別割合は以下のグラフとなります。

【VHT】バンガードヘルスケアETFとは違い、2位がヘルスケアプロバイダーとなっています。また、1位と2位だけど半数以上を占めた構成となっています。

 

次に、構成上位5銘柄を見ていきましょう。

ティッカー銘柄名保有比率(%)
UNHUNITEDHEALTH GROUP INC10.29
JNJJOHNSON & JOHNSON9.11
PFEPFIZER INC5.48
ABBVABBVIE INC5.12
LLYELI LILLY5.10

【VHT】バンガードヘルスケアETFと同様に、ユナイテッドヘルス、ジョンソンエンドジョンソン、ファイザーといった順番で並んでいます。

③【IXJ】iシェアーズ・グローバル・ヘルスケアETF

【IXJ】iシェアーズ・グローバル・ヘルスケアETFは、S&Pグローバル・ヘルスケア株指数に連動する投資結果を目指すETFになります。

要約すると、「世界の大型ヘルスケア株で構成されたETF」ということです。

注意点として、”大型株”のみで小型・中型株は含まれていません。

構成銘柄数は114銘柄になります。また、S&P500組入銘柄のみで構成されている【XLV】ヘルスケア・セレクト・セクター SPDR ファンドより多少多い銘柄数です。

経費率は0.40%、直近配当利回りは1.33%になります。よって、経費率を差し引いた配当利回りは0.93%です。

運営会社は有名なバンガード社で、全米インデックスファンド・VTIなどを運営している企業になります。

【IXJ】iシェアーズ・グローバル・ヘルスケアETFの構成銘柄

次に、【IXJ】iシェアーズ・グローバル・ヘルスケアETFの構成業種を見ていきましょう。

まず、国別構成比率を見てみると、米国がトップの72.8%です。次にスイス(8.0%)、日本(4.7%)となりました。

上位構成順に業種を見ていくと、1位が医薬品、バイオテクノロジー、ライフサイエンス(64.05%)、2位がヘルスケアプロバイダー、機器(35.63%)、3位がキャッシュ(0.32%)といった構成です。

グローバルETFのため、業種がざっくりとした分類となっていますが、ご了承ください。

 

【VHT】バンガードヘルスケアETFとは違い、2位がヘルスケアプロバイダーとなっています。また、1位と2位だけど半数以上を占めた構成となっています。

次に、構成上位5銘柄を見ていきましょう。

ティッカー銘柄名保有比率(%)
UNHUNITEDHEALTH GROUP INC7.51
JNJJOHNSON & JOHNSON6.64
PFEPFIZER INC3.99
ABBVABBVIE INC3.74
LLYELI LILLY3.72

【VHT】バンガードヘルスケアETFと同様に、ユナイテッドヘルス、ジョンソンエンドジョンソン、ファイザーといった順番で並んでいます。

『VHT、XLV、IXJ』ヘルスケアセクターETFの比較

では、これまで出た情報を基に、それぞれのETFを比較してみましょう。

ティッカー株価(ドル)経費率(%)直近配当利回り(%)銘柄数上場日純資産(10億ドル)
VHT231.430.101.344072004/01/3015.8
XLV124.990.101.61761998/12/2237.6
IXJ78.130.431.411142001/11/163.6

経費率、直近配当利回りには大した差がありません。そのため、株価の値動きを無視したインカムゲインでは優劣がつけられません。

次に、銘柄数では圧倒的にVHTが上回っています。VHTが全米市場、XLVがS&P500銘柄、IXJが世界の大型株のみで構成されているため、当然の結果ではあります。

よって、ヘルスケアセクターへの分散が目的なら、VHTが圧倒的に有利なポイントとなります。

上場日、純資産に関してはどちらも信頼性のある運営会社のため、あまり気にしなくてよいです。

では、肝心の株価に関しては、値動きを比較したチャートを用意してみました。

以下のチャートは2013年から2022年までのパフォーマンスが分かるチャートです。

米国ETFであるVHTとXLVは、どちらもほぼ同じ動き(プラス220%)をしています。一方で、全世界向けのIXJだけが他の2つのETFと比べてパフォーマンスが低い(プラス152%)という結果です。

仮にもっとキャピタルゲイン(売買による利益)を得たいなら、セクターETFではなく個別銘柄を狙うべきでしょう。

結論としては、以下の3つの理由からバンガードヘルスケアETF・VHTを推奨いたします。

・経費率が最も低い(0.01%)

・パフォーマンスが高い

・構成銘柄数が最も多い(407銘柄数)

配当利回りは他の2銘柄と比べて最も低いですが、0.1%前後の差のため、あまり気にしなくてよいでしょう。

まとめ

今回は、ヘルスケア(ヘルスケア)セクターのETFを比較しました。

①【VHT】バンガードヘルスケアETF

②【XLV】ヘルスケア・セレクト・セクター SPDR ファンド

【IXJ】iシェアーズ・グローバル・ヘルスケアETF

結論としては、セクターETFの分散性能として、【VHT】バンガードヘルスケアETFのほうに軍配が上がりました。

どちらのETFを買うべきか悩んだ方がいましたら、本記事をぜひ参考にしてみてください。

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