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【早期リタイア】40代でFIREするためにはいくら必要なのか考えてみた!

2021年7月21日

悩める人
悩める人

「40歳でFIRE達成!」をとりあえず目標にしてみたけど、そのためにはいくら必要なんだろう?

今回はこの悩みを解説していきます!

40歳で早期リタイアするために必要な資金とは?

40歳で早期リタイアを達成するために必要な資金をご存知でしょうか?

1,000万?5,000万?...それとも1億円なのか?

読者さんが早期リタイア(FIRE)を目標に掲げている個人投資家なら、ぜひ一度考えてみましょう。

リタイアのプランを決めよう!

まず、必要資金を推定するにあたって、どういったリタイアプランをするのか、決めなければいけません。

  • 貯金だけで生きていく完全リタイアなのか?

  • 資産運用を活用したセミリタイアなのか?

アルバイトや個人事業収入などを考慮したセミリタイアなのか?

今回は、投資系サイトの記事ということで”資産運用をしながらのセミリタイア”として書かせていただきます。

必要な資金は3,000万円

結論からお伝えすると、40歳で資産運用を加味したセミリタイアをする場合、甘く見積もっても3,000万円が元手として必要と言われています。

40歳まで3,000万円を貯めるためには、毎月7万円を年利5%で運用する必要があります。

☆シミュレーション結果

いっけん難しいように思えますが、年利5%はS&P500に集中的に投資していればそこまで困難ではありません。また、毎月7万円は20代(特に前半)には難しいかもしれませんが、30代になれば年収が上がりますし、若い時に払えなかった分をボーナスなどで補填しても構いません。

リタイア後にどう運用していくのか?

セミリタイア時の資産運用に関しては、特段変わったことはせず王道の投資方法をしていけばよいと思います。

S&P500に投資しつつ、債券や高配当株を保有し続けるだけ。これだけでも年平均3%のリターンは堅いでしょう。

もちろん必ずしもその年に損失を出さないと言っているわけではありません。株価が低迷して保有資産が減ってしまう可能性は充分あります。

最近の例を出せばコロナウィルスによるパンデミックで株価が半値近くに急落していますグロース株だろうと、高配当バリュー株であろうと。

しかし、既に一年以上経った今となっては、S&P500やナスダック指数はパンデミック前の水準に戻っているどころか、最高値を更新しています。

そのため、個人的な意見としては”どれに投資するか?”ということよりも、”売買せず保有し続ける”ことが大事だと考えています。

今後の人生がかかっている大切な資産のため、一時の下落でも耐えがたい苦痛だと思います。それに耐えられるかどうかがリタイアの鍵なのかもしれません。

本当にリタイアしてもいいのか?

個人的なひねくねた考えであり、余計なお節介だということを承知のうえでリタイアを目指す読者さんに問いたいのですが、

「なぜ、リタイアをする必要があるのでしょうか?」

“したいから”という単なる思い付きではなく、リタイアする必要性を考えてほしいです。

 

  • 仕事をしなくてすむから

  • 煩わしい人間関係を捨てられるから

 

など、ひとによって様々な理由があることでしょう。

しかしながら、本当にそれでよいのかじっくりと考えてほしいです。

 

  • 仕事を辞めた途端に人生の目標を失ってしまう。

  • 資産に限りがあるため、心の底から贅沢ができない。

 

といった悩みを抱えてしまう可能性を忘れてはいけません。

「リタイア=悪」ではない

ここで勘違いされたくないため、ハッキリとお伝えしておきますが、筆者は「リタイア=悪」と言っているわけではありません。

ましてや「働かざる者食うべからず」といったことわざを曲解して持ち出す気もさらさらありません。

リタイア後にやりたいことがあって、今を頑張っているのならそれは素晴らしいことだと思っています。

 

  • 週に3日しか働からずに趣味を楽しみたい

  • リタイア後は憧れのイラストレーターとしてフリーで働いていく

 

など、リタイア後の将来設計をきちんとしているケースです。

しかしながら、最近のSNSを見ると安直に「リタイアを目指してます!」と書くだけ書いて、その後何をするのか一切考えていなさそうなアカウントが散見されます。悪質なケースだと”客寄せパンダ”としてリタイアという言葉を使っているものもありますが...。

筆者は”リタイア”に対して魅力的な選択だと思っている一方で、「リタイア後に何をしたらいいのか?」ということがどうにも引っかかってしまい、リタイアを目指していません。今の仕事が楽しいということもあって、無理して危険を取る必要もないかなという側面もありますが...。

3,000万円はあっという間に消える

また、読者の皆さんを不安にさせるようで申し訳ありませんが、”3,000万円”という金額はあっという間に消えてしまいます。

もしアナタがリタイア後に素敵なパートナーと出会ったとしましょう。結婚し子供を授かるとした場合、生涯いくら必要となるのでしょうか?

 

  • 結婚式代

  • 住宅費

  • 学費

  • その他諸々

 

が発生します。

「結婚するのは当たり前!」「子をもうけることが幸福だ!」と押し付けるつもりはまったくありませんし、それぞれに幸福の形があると思っています。リタイアする段階で結婚をはなから考えていない方もいることでしょう。

しかし、人生何があるか分からないため、こうしたハプニングであっという間に無くなってしまうということを考えておいてほしいです。

特に、リタイア後の資産運用が鍵になるセミリタイアだからこそ、最初に資産が削れてしまうことは非常に痛手です。

再就職すればいいだけ

とはいえ、リタイア後に資産が足りなくなったのであれば再就職すればいいだけです。

もちろん再就職となれば通常よりもハードルが上がり、場合によっては前の職場よりも待遇が悪くなってしまうかもしれません。

ただ、ここで覚えておいて欲しい点としては、やり直しが効くレベルの失敗だということです。

また、不動産やフリーランスとして働けるスキルさえ持っていれば、何とかなる程度のハプニングです。

そのため、脅しておいて何ですが、あまり深刻に考えすぎないようにご注意ください。

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