レポート

『注意喚起』株取引で停職1ヶ月からの退職

2021年7月26日

大阪国税局の職員が株取引で1ヶ月停職

2021年7月2日、大阪国税局の50代職員が”業務時間中に株取引をした”として、停職1ヶ月の懲戒処分を下されました。

大阪国税局の調べによると、

  • 勤務中のトイレや電車移動中に株取引を行なった。

  • 株取引はスマホを使って計4275回行なった。

  • 2015年(平成27年)~2021年3月の6年間にかけて行なった。

との発表でした。

この件が発覚した理由は内部からの情報提供であり、同日付で依願退職したとのことでした。

仕事中の株取引で停職1月に、大阪国税局50代職員を処分:産経新聞

筆者が気になった2つの内容

この記事を取り上げた理由ですが、単純に面白かったからです。

面白いと思った点として、毎年数十万円の損失を出していることです。

加えて、”2015年から計4275回も取引している”ということで、単純計算で年間700回以上も取引していることになります。

しかも、仕事中での取引のみであることを踏まえると、実際はもっと取引しているんだろうなと考えられます。

“投資家”というより、”ギャンブラー”に近しいですね。

【反面教師】サラリーマン投資家は気をつけよう

このニュースを見ると、”短期トレードを一生懸命やっても損失を出すんだな”とつくづく実感しました。

毎年数十万円も損失を出すって相当だなと思いましたし、仕事中に損失を出し続けてもなおやり続けるメンタルはある意味凄いですね。

とはいえ、内部からの情報提供(たぶん上司か、同僚?)で発覚したことを踏まえると、肝心の業務には集中できていなかったかもしれません。

読者の皆さんの中にも、副業感覚で投資をしている方が多いことでしょう。しかし、業務をおろそかにして投資に熱中し過ぎてしまわないように注意いたしましょう。

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