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【EPOL】iシェアーズ MSCI ポーランドETFを解説します。

ポーランドETFを解説します。

今回は、ポーランドへ投資したい方に向けて、iシェアーズ MSCI ポーランドETF【EPOL】を解説していきます。

「ポーランドヘ投資したいけど、良い銘柄がないかな?」

「SBI・楽天証券で扱っているのかな?」

といった疑問をお持ちの方に向けて、EPOLの構成銘柄、配当、チャートを解説していきます。

【EPOL】iシェアーズ MSCI ポーランドETFの概要

iシェアーズ MSCI ポーランドETF・EPOLは、MSCIポーランドIMI 25/50インデックスに連動するように設計されたETFです。

構成銘柄は35銘柄と、インデックスファンドとしてはやや少ない構成になります。

経費率は0.59%、直近配当利回りは1.95%です。経費率を差し引くと配当利回りが1%弱のため、配当の旨味は少ないです。

運営会社はブラックロック社で、S&P500のセクター別ETF(例:XLV、XLE)などを運営している有名企業です。

ポーランドETF・EPOLのセクター別比率

次に、ポーランドETF・EPOLのセクター別比率を見てみましょう。

比率順でいくと上位1位が金融セクター(34.78%)、2位がエネルギーセクター(18.37%)、3位がコモディティセクター(9.57%)になります。

【EPOL】iシェアーズ MSCI ポーランドETFのセクター比率

【EPOL】iシェアーズ MSCI ポーランドETFのセクター比率

次に、企業別の構成比率を見ていきましょう。

比率順でいくと上位1位がPOLSKI KONCERN NAFTOWY ORLEN SA(エネルギー、10.10%)、2位がPOWSZECHNA KASA OSZCZEDNOSCI BANK(金融、9.88%)、3位がPZU SA(金融、7.80%)となっています。

ティッカー銘柄名業種保有比率(%)
PKNPOLSKI KONCERN NAFTOWY ORLEN SAエネルギー9.80
PKOPOWSZECHNA KASA OSZCZEDNOSCI BANK金融9.30
PZUPZU SA金融7.73
KGHKGHM POLSKA MIEDZ SA素材6.54
DNPDINO POLSKA SA生活必需品5.81

ポーランドを中心にヨーロッパで事業展開をしている企業が大半のため、日本には馴染みのない企業が多いです。

【EPOL】iシェアーズ MSCI ポーランドETFのチャートパターン

次に、ポーランドETF・EPOLのテクニカルチャートを見ていきましょう。

月足で見ていくと、軟調な下落チャートとなっていることが分かります。

2011年の40ドル付近の最高値を最後に、高値を更新できていません。ズルズルと下落が続いているため、これから10ドル以下まで下がる可能性も充分あります。

その一方で、現時点で14ドル付近がレジスタンスとなる可能性もあるため、ここから上昇に転換する見込みもあります。その場合、前回の高値である22ドル付近を超えて上昇に転じるかがカギとなります。

ポーランドETF・EPOLの月足チャートです。

ポーランドETF・EPOLの月足チャートです。

全米インデックス・ファンドと比較した場合、圧倒的にポーランドETF・EPOLのほうがパフォーマンスが低いです。

そのため、現在のパフォーマンスだけを見ると今すぐ買っていきたいETFとは言いづらいです。

ポーランドETFと米国ETFを比較したチャートです。

ポーランドETF・EPOLと米国ETF・VTIを比較したチャートです。

ポーランドETF・EPOLは楽天証券/SBI証券で買えるのか?

では、肝心の「ポーランドETF・EPOLは楽天証券/SBI証券で買えるのか?」という疑問にお答えしていきます。

結論をお伝えすると、「楽天証券/SBI証券の両方で購入できます」。

したがって、ヨーロッパへ投資したい方にとっては気軽に投資できる投資対象と言えます。

まとめ

今回は、ポーランドETFのiシェアーズ MSCI ポーランドETF・EPOLについてご紹介しました。

ウクライナ情勢により、移民をたくさん受け入れているポーランドですが、今後投資先として注目される可能性が大いにあります。

そのため、今からポーランドETFの動きに注目していくことをオススメします。

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