株式投資

【EWM】iシェアーズ・MSCI・マレーシア・ETFを解説していきます。

今回は、マレーシアへ投資したい方に向けて、iシェアーズ MSCIマレーシアETF【EWM】を解説していきます。

「マレーシアヘ投資したいけど、良いETFがないかな?」

「SBI・楽天証券で扱っているのかな?」

といった疑問をお持ちの方に向けて、EWMの構成銘柄、配当、チャートを解説していきます。

【EWM】iシェアーズ MSCI マレーシアETFの概要

iシェアーズ MSCI マレーシアETF・EWMは、MSCIマレーシア25/50インデックスに連動することを目標に設計されたETFです。

構成銘柄は34銘柄となっていて、そのほかドルなどのキャッシュを含んでいます。

経費率は0.49%に対し、直近の配当利回りは4.10%になります。よって、経費率を差し引いた配当利回りが3%以上となります。

運営会社はブラックロック社で、全米インデックス・ファンドVTIや、セクター別ETF(例:VGT、VHT)などを運営している有名企業です。

マレーシアETF・EWMのセクター別比率

次に、マレーシアETF・EWMのセクター比率を見ていきましょう。

セクター比率順に見ていくと、1位は金融セクター(41.17%)、2位は生活必需品セクター(12.69%)、3位は素材セクター(8.77%)です。

1位の金融セクターが40%以上を占めているため、セクター分散という面ではやや弱いETFになります。

次に、マレーシアETF・EWMの上位銘柄を見ていきましょう。

構成比率順に上位銘柄を見ていくと、1位はPUBLIC BANK(金融、15.55%)、2位はMALAYAN BANKING(金融、9.75%)、3位はCIMB GROUP HOLDINGS(金融、8.12%)となります

セクター別比率でもそうでしたが、1位~3位までの上位銘柄が金融セクターで占めている特徴的なETFです。

【EWM】iシェアーズ MSCI マレーシアETFのチャートパターン

次に、マレーシアETF・EWMの月足チャートを見ていきましょう。

 

2014年につけた75ドルを高値に、現在まで下落基調が続いています。テクニカル面で見ると、今すぐ買い向かうようなチャートとはなっていません。

しかしながら、現時点の21ドル付近から2014年の高値まで戻ることがあれば、資産を3倍以上に増やすチャンスが眠っています。

マレーシアを含む新興国へ投資するにあたり、米国債利回りが下がるようなことがあればポートフォリオの一部をマレーシアETF・EWMに振り分けてみてもいいでしょう。

全米インデックス・ファンドと比較した場合

次に、全米インデックスファンドのVTIとパフォーマンスを比較してみましょう。

マレーシアETF・EWMと全米ETF・VTIを比較したグラフです。
それぞれの月足チャートを重ねたグラフを用意してみました。
これらの結果からわかるかと思いますが、マレーシアETFのEWMへ全資産を投資することは非常に馬鹿げたことだと言えます。また、「時間を味方にする」と言われているドルコスト平均法もマレーシアETFに限っては報われるまでに何十年もかかる恐れがあります。
現時点のチャートを見る限りでは長期投資として定期投資することはあまりお勧めできません。長期投資するのであれば素直に全米、もしくは全世界株式へ投資したほうが良いでしょう。
代わりに米国債利回りが急激に低下するような場面(米国が利下げに踏み切ったとき)には、現在の株価が低迷していることから大きなパフォーマンスを秘めている可能性があります。

マレーシアETF・EWMは楽天証券/SBI証券で買えるのか?

では、肝心の「マレーシア・EWMは楽天証券/SBI証券で買えるのか?」という疑問にお答えしていきます。

結論としては、「楽天証券/SBI証券の両方で購入可能」です。また、マネックス証券でも取り扱いされているため、日本でも取引しやすいETFになります。

1株からでも購入可能な為、2024年3月現時点の株価だと日本円で3000円から購入できます。少額からでも投資しやすいETFの一つと言えます。

まとめ

今回は、【EWM】iシェアーズ MSCI マレーシアETFについて解説しました。

新興国投資ということでマレーシアは中々手が出しにくい投資先になりますが、2014年の高値から考えると現時点の株価から3倍へ膨れ上がるポテンシャルを秘めている投資先になります。

今すぐ長期投資するにはリスクが大きいですが、米国債利回りなどに注視して短期的に投資してみるのはいかがでしょうか。

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