株式投資

『米国株式の取引手数料0円!』DMM証券の口座開設のススメ

DMM証券のメリット・デメリットを紹介していきます。

ネット証券の中で楽天、SBIの大手に並んでいるDMM証券。

取引手数料は業界最安値、充実したスマホアプリ&PCツールと良いとこづくめのDMM証券ですが、実際に使ってみた感想等をまじえて評価していきます。

米国株式に投資してみたい方はぜひ参考にしてください。

DMM証券の概要&メリット

DMM証券は、2018年に国内&米国株式のオンライントレードを開始したネット証券では比較的新しい証券会社になります。

“歴史が浅いから”といって他の大手証券会社に劣っているかというと、そういうわけではありません。むしろ、”新しい”からこそサイトやツールのデザインが今風であり、非常に使いやすい印象を受けます。

また、顧客数を伸ばしたいためか、取引手数料は業界最安値となっている点も利用者にとってありがたいポイントです。

米国株式の取引手数料が0円!

DMM証券の米国株式手数料を紹介しています。

引用元:DMM証券

DMM証券では、米国株式の取引手数料が常に0円となっています。また、25歳未満であれば日本株も取引手数料が0円となります。

そのため、取引手数料は”業界最安値”と言えます。

注意点として、米国株式の場合は取引手数料は0円ですが、為替手数料(円⇒ドル、ドル⇒円)が発生するため、完全に手数料無料というわけではありません。

参考として、為替手数料の金額を載せておきます。

無料で使えるスマホアプリ&PCツールが快適すぎる

DMM証券の便利なツールを解説します。

引用元:DMM証券

DMM証券の無料で使えるスマホアプリ『DMM株』&PCツール『DMM株 PRO+』、で気軽にテクニカル分析しつつ株取引を進めることができます。

特に『DMM株 PRO+』は非常に使いやすく、初心者には最もおすすめしたいツールです。2年ほど前に筆者も、DMM証券の『DMM株 PRO+』から三菱UFJを買いました。今風のデザインで感覚的に操作ができたため、非常に簡単だったことが印象的でした。

他の証券会社はPCツールがあまり充実していないことを踏まえると、初心者にとっては大きなメリットがある証券会社と言えます。

楽天証券:月額2,700円PCツール「Market SpeedⅡ」(一部条件で無料)

SBI証券:月額330円PCツール「HYPER SBI」(一部条件で無料)

楽天証券やSBI証券のPCツールはDMM証券と比べて充実した機能があります。しかし、ぶっちゃけデイトレーダーでなければ不要な機能です。むしろ充実しすぎて操作性に難があるため、初心者にはオススメしにくいのが本音です。

スマホアプリ『DMM株』に関しては楽天証券『iSpped』と遜色ない内容で、外出先でも取引できる使い勝手が良いアプリとなっています。

利用歴2年で感じたDMM証券のデメリット

利用して2年経った筆者が感じたDMM証券のデメリットは、”米国株式の銘柄数”です。

大手証券会社の米国銘柄取扱数を比較すると、DMM証券の取扱数が非常に少ないことが分かります。

 

DMM証券:約1,000銘柄

楽天証券:約4,000銘柄

SBI証券:約4,000銘柄

 

とはいえ、取扱数が劣っていてもメジャーな銘柄はほぼ揃っているため、ニッチな銘柄へ投資しない限り、そこまで不満に思うことはないでしょう。

しかしながら、実際に使ってみるとさらなる隠れたデメリットが見えてきます。それは「IPO銘柄の取り扱い開始が遅い」ことです。

Twitterなどで話題を集めているIPO銘柄に投資したくても、上場したてであるため日本の証券会社での取り扱いが遅いことは多々あります。しかし、DMM証券は大手2社と比べて遅れ気味にある傾向があります。そのため、せっかく投資したくても「他の証券会社ではできるのにDMM証券ではできない!」と歯がゆい思いをするかもしれません。

初めて株取引をするならDMM証券一択!

DMM証券のメリット・デメリットをお伝えしたうえで、『初めて株取引を始めたい!』

という方にオススメしたい証券会社です。

やはり25歳までなら取引手数料が0円となり、スマホ&PCで便利な無料取引ツールを使えるのは大きなメリットです。

初めて証券口座を開設する方に”何社か同時で開設する”ことを推奨していますが、「何度も同じような手続きをするのがめんどくさい」という方にはDMM証券のみをとりあえず開設すればよいと思います。

サブ口座として使ってもOK

既に口座開設している方でも、サブ口座として口座開設を検討してみてもよいでしょう。

というのも、普段使いのメイン口座でトラブルがあった際に、DMM証券で取引を代用することができます。

筆者の実例を挙げると、普段使いの楽天証券が不具合でアプリが開けなくなった際に、DMM証券を使ってその日の取引を行ないました。楽天証券で保有している株を売ることは流石にできませんが、買う予定だった銘柄を無事買うことができるため、第二の口座を持っておくと非常に助かります。

こうしたケースだけでなく、株式を買い過ぎてしまいがちな方であれば、口座2つに資金を分けておくことで長期トレード&短期トレードと分けたり、いざという保険として資金を残したりとできます。

こうした活用もぜひ検討してみてください。

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