株式投資

株式の長期投資とは?「バイ&ホールド」は最強の戦略なのか?

2021年5月5日

悩める人
悩める人

株式投資を始めたいけど、まず何から始めればいいのかが分からない。

「長期投資がおすすめ」と言われたけど、なんで長期なんだろう?

このような悩みを本記事では解決していきます!

 

長期投資とは?

長期投資のメリット・デメリットは?

長期投資先はどんな銘柄がおすすめ?

 

この順番で解説していきます!

長期投資とは?

長期投資は株式のみならず、債券や不動産、ゴールドといったどの資産クラスでも定番の投資手法になります。

長期投資の方法は、読んで字のごとく「数年といった長期的スパンで金融資産を買って持ち続けること」で、日々の値動きを気にせず、将来の成長性を予測して投資していく手法です。

反対に、日々の値動きに着目し、値上がりしたら売っていく手法が短期投資と呼ばれます。中でもその日のうちにトレードを完結する手法をデイトレードと呼びます。

一般的に前者の長期投資が初心者に最も向いている投資方法と呼ばれています。特に有名なドルコスト平均法は「一定期間、金融資産を継続して買い続けるだけ」という点で投資入門としてよくオススメされる方法です。

短期投資と比べたメリット・デメリットは?

では、長期投資は短期投資と比べてどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

今回は、”株式投資”に着目して比較していきましょう。

長期投資のメリット

長期投資のメリットは以下の3つが挙げられます。

 

①日々の値動きに振り回されずに済む。

②ドルコスト平均法などを活用することで、一度に大きな損失を抱えるリスクが減る。

③株式の配当により、定期的に安定した収益を得られる。

 

成長していく企業に投資し続ければ、安定して資産を形成していくことができます。

また、既に資産形成ができている方であれば、高配当株に投資しておくだけで毎年、一定の配当金が手に入ります。

長期投資のデメリット

長期投資のデメリットは以下の3つが挙げられます。

①将来性のある企業を選ばなければならない。

②予期せぬ急落で忍耐強く耐えるか、方針転換かを迫られる。

③利益を得られるまで歳月を要する。



年月を味方につける長期投資ですが、そもそも将来性のない企業に投資をしてしまっては、せっかくの資産が紙切れ同然になるかもしれません。

加えて、”健康診断”とも呼べる四半期決算には毎回注目し、投資し続けるかどうか決断しなけらばなりません。

また、決算が良くグングンと伸び続けていた銘柄でも予期せぬ急落が起きるかもしれません。

実際、2020年2~3月にコロナウィルスにより株式相場全体が大きく下落しました。

すぐに相場は持ち直し、半年ほどでコロナ前まで回復しましたが、「もう一段下落するのではないか?二番底があるのではないか?」と疑心暗鬼になりながら耐え続け、場合によっては落ちてくるナイフを掴むような痛みを感じながら買い増していかなければなりません。

長期投資は大きな魅力をもつ手法

ここまで脅すようなことを書きましたが、実際にはコロナによる急落局面でも持ち続ける、あるいは買い続ける決断をした投資家たちは大きな利益を享受することができました。

対して、急落した後に損切りし二番底を警戒して買いに入れなかった投資家たちは、利益を得られる機会を喪失したことになります。

とはいえ、長期投資だけではすぐさま利益を享受できないのも事実です。

そのため、長期投資と短期投資の両方をオススメします。

どの銘柄を選べばよいのか?

では、どの銘柄に長期投資すればよいのか?という課題があります。

しかし、私はあまり深く考える必要はないと考えています。

 

長期投資すべき銘柄
  1. 誰もが知っていて、かつ好決算を出している企業

  2. 広くリスク分散ができる指数連動型のETF

 

これらのうちどちらか、またはその両方に投資をすればよいからです。

前者は、誰もが知っている大企業ということで安定した経営を期待できます。また、好決算ということはきちんと利益を生み出していることになります。その上で、アナタが大きな成長を望むならグロース株、安定した配当を望むなら高配当バリュー株を選べばよいだけです。

後者は、指数連動型のETFということで日経平均やS&P500といった有名な指数と連動している銘柄を選べばよいだけです。実績を見てもらえば分かりますが、年平均で安定した成長が見込め、急落リスクも個別銘柄と比べてかなり低いです。

筆者が選んでいる銘柄は?

私の場合は年齢が若いこともあり、将来的に大きな成長が見込めるハイテク株を選んでいます。

  • アップル($AAPL)

  • フェイスブック($FB)

また、ETFは広く分散が可能な銘柄をチョイスしています。加えて、つみたてNISAの枠で全世界株式を購入しています。

  • バンガード・トータル・ストック・マーケットETF($VTI)

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

最後に

今回は、投資初心者に向けて株式の長期投資について概要を説明してみました。

まだまだ説明が足りないところがありますので、じゃんじゃか記事を書いてより詳しく説明できればなと思っています。

-株式投資
-