株式投資

【初心者向け】そもそも株式とは?分かりやすく簡単に説明すると?

2021年5月5日

悩める人
悩める人

そもそも株式投資って何なんだろう?最近、流行っているらしいけど、なんだかよくわからなくて始めにくいな...。


このような悩みを本記事では解決させていただきます!

 

  1. 株式投資とはそもそも何なのか?

  2. 株価が変動する理由は何なのか?

  3. 株価と企業の成長性の相関性とは?

 


以上の三本立てで解説していきます!

 

株式とは?

アナタが生活をしていくためには、当然ですが食費や家賃、光熱費といったお金を払わなければなりません。

同様に企業は事業をするために、

・人件費

・オフィス費

・広告宣伝費

といった費用が発生します。

 

これらを払っていくためには資金がいりますが、とうてい一個人が集められる資金ではありません。

そこで企業は株式を発行します。(厳密には社債や融資もありますが)株式を購入してもらうことで、購入金が企業の懐へ入ってくるわけです。

集まった資金を使って、企業は事業拡大に努めることができます。

株価が上昇する理由とは?

より株式を深く解説してもよいですが、このサイトはあくまで”投資”の情報発信サイトです。そのため、株式投資を始めたい、または始めたばかりの方に向けて、情報を抜粋して説明します。

まず、株価が上昇する理由はさまざまですが、あえて1つ選ぶなら「業績が良いから」です。

読者の中には「当然だろ!」とムッとした方もいらっしゃるでしょう。しかし、なぜ「業績が良い」と株価が上がるのでしょうか?

株価は時価総額と発行株式数で決まる!

"株価=時価総額÷発行株式数"という公式を説明しています。

 

株価は、企業の時価総額と発行株式数で決まります。

株価=時価総額 ÷ 発行株式数(時価総額=株価 × 発行株式数)

です。

 

つまり、企業Aが1万円の株価を100株発行したとします。すると、企業Aの時価総額は100万円になります。

1年後、企業Aが決算を発表して最終利益が+10万円であったとします。すると、企業の時価総額が110万円に変わります。

発行株式数は変わらないため、株価は1万1000円(+10%)となります。

こうして株価は決まります。

と言いたいところですが、残念ながら株式市場は複雑怪奇に出来ていて、業績が良い企業に投資をしても損失を被ることが多々あります。

何故なら、業績にかかわらず株価は日々値動きしているからです。

日々の値動きはなぜ起きるのか?

そもそも日々の値動きはなぜ起きるのでしょうか?

先ほどの説明では、株価は業績に従う理屈となっているはずです。

理由は株式市場の売買にあります。

証券会社で株の売買をした方もいるかと思いますが、かいつまんでお伝えすると、株式の売買は未来に対する不確実性が起因しています。

例えば、A社という成長企業があったとしても

「来年はA社ダメそうだな?よし、今のうち株式を売っちまおう!!」と考える人もいれば、

「A社はまだまだ伸びる!買うしかないでしょ、このビッグウェーブ!!」と考える人もいます。

こうした売りたい人、買いたい人を結びつけることで、株式の売買は発生します。

急上昇する理由は様々

また、業績が良くても政治的出来事などによって株価が上下することがあります。

2021年5月現在で例にすれば、半導体の供給不足により米国半導体メーカー(が軒並み株価を下げています。業績が物凄く良かったにもかかわらず、です。

以下のチャートは半導体ETF・SMHの日足チャートになります。5月から急落していることが分かります。その後、持ち直してはいるものの調整局面だと言えます。

半導体ETF・SMHの日足チャートです。好決算があったにもかかわらず、5月以降、調整局面となっています。

対して、米国のコロナワクチン普及による集団免疫が現実的になると、これまでコロナでボコボコにされていた一般消費株が急上昇しました。

しかしながら、結局のところ、将来の業績を予想して株価が動いていることには変わりありません。

そのため、投資家たちは決算に敏感であり、決算を判断材料に投資をすると大きな利益を享受できます。

成長性がない企業の株は買われないのか?

では、成長性がない企業の株式は購入されないのか?、そうではありません。

成長性がなくても安定した業績を出し続けてくれる企業は、成長性とは取って代わる魅力があります。

代わりに配当を出してくれる

その魅力というのが、配当金になります。

株式を保有してる投資家に対し、配当金として利益を分配してくれるのです。当然、株式をたくさん持っていれば、その分多くの配当金を貰えるわけです。

例えば、私が大好きな高配当株で有名なペプシコ($PEP)は2021年5月現在、配当利回り2.84%となります。

つまり、現在の株価を維持できれば、実質株価が2.84%上昇したと言えるわけです。

また、ハイテク株と比べて値動きもマイルドなため、大きく株価を下げるリスクは小さいです。(コロナショックのときには投げ売られましたが...)

高配当には注意がいる場合も...

しかしながら、高配当株であればどの企業の株式でもよいわけではありません。

なぜなら、配当利回りが高いほど企業の業績が怪しいと言っても過言ではありません。

よく言われている目安として、配当利回りが5%を超えていると業績が芳しくなく、7%を超えるなら手を出さないほうがよいと言われています。

最後に

ここまで株式について解説してみました。

投資初心者に向けて、だいぶかいつまんで紹介したためか、話が脱線しがちになってしまいました。

また時間が経ってから書き直していきたいと思います。申し訳ございません。

-株式投資
-