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『怪しい』大学生は投資セミナーの罠にハマりやすい!

2021年5月30日

悩める人
悩める人

大学の友人に投資セミナーの勧誘を受けたけど、なんだか怪しい。

セミナーに参加しても大丈夫なのかな?

このような悩みを解決していきます!

 

  • 投資セミナーは怪しいの?

  • そもそも投資セミナーにハマりやすい人物は?

  • 大学生は特に投資セミナーに注意したほうがよい。

 

このような構成で解説していきます!

投資セミナーは怪しい?

投資セミナーは怪しくて、胡散臭い。信じてはいけない。

投資と聞いただけで鳥肌が立つといった具合に投資嫌いな方も多いことでしょう。しかしながら、その一方で投資を活用して会社員でありながら堅実に資産を増やしている人たちがいることも事実です。

そういった資産形成を目指して、投資セミナーに参加しようかと悩んだ読者さんもいることでしょう。

しかし、いざ参加しようにも胡散臭いセミナーが多くて、どうしてもセミナーに参加できずにいるかたも多いことでしょう。

5年以上投資し続けた個人投資家である筆者も、「投資セミナーなんて情弱が喜んでいくような場所だ!」と否定的な考えを持っています。

ただし、投資セミナーそのものを怪しい、無駄とは思っていません。とはいえ、大部分のセミナーは胡散臭く無駄であることは否定できません。また、そうであるかどうかの判別を個人投資家のほとんど(私を含め)ができないことは事実です。

そのため、「判別できない情報に左右されるくらいなら、"実際に投資を始めて市場にもみくちゃにされたほう"が個人投資家としてはるかに成長できる」と何年も市場に参加し続けた筆者は考えています。

投資セミナーにハマりやすいのはどんな人物?

そもそも投資セミナーの罠にハマりやすい人というのは総じ”金融リテラシーが低い”ことが挙げられます。

また、本人にその自覚がないことも大きな原因です。

では、金融リテラシーとはそもそも何のことなのか?、理解するためにはどうすればよいのか?解説していきます。

金融リテラシーは読書で高まる

簡単な方法として筆者がオススメしていることは”読書”です。

金融リテラシーが低いということは、お金に対する理解が不足しているということです。

そのため、”お金”について解説している本を読めば、自分に足りない知識を補うことができます。

小難しい分厚い本を無理して読む必要はありません。

本屋に飾られているような図説で要約したような人気の本がおすすめです。

YouTubeでも可

金融リテラシーを学ぶうえで、YouTubeの動画を参考にしてもよいです。

今は投資系インフルエンサーが多くいるため、YouTubeで”お金”と検索するだけでも充分なレベルの教養動画が出てきます。

しかし、あくまで筆者としては2、3冊の本をメインを学び、不足している知識をYouTubeで深堀することを推奨しています。

手元に辞書代わりの本を置けるからです。YouTubeの動画だと都度アプリを開いたりと手間なのに対し、本であれば目次を見ればどこを開けばよいか、すぐに分かります。

そのため、あくまでも本を推奨しています。

大学生は要注意!

怪しい投資や儲け話には乗らないようにしてください。

投資セミナーの罠にハマりやすい人について触れてきましたが、特に大学生は注意が要ります。

何故なら、大学生は金銭的に困っている人が多く、バイトで凌いでいる人もいます。

また、サークルに参加している大学生は先輩、後輩や友人だけの狭いコミュニティに所属していることになります。そのため、閉鎖的な中、甘い罠に誘われてしまうこともあります。

アムウェイが良い例

大学生が陥りやすい罠として、アムウェイが挙げられます。

アムウェイとはネットワークビジネスを行なっているアメリカ企業で、日用品やサプリ、家具といったあらゆる商品を扱っています。

投資セミナーとは違いますが、いわゆるマルチ商法で大学生や主婦層で広まっています。

マルチ商法を簡単に説明すると、AからBに、BからCにと人脈を広げるように物を売ることで、紹介した人に紹介料という報酬が手に入る商法です。

そのため、「人に物を勧めて売れば儲かる!!」と思い込んで、友人等にアムウェイ製品を勧める方もいます。

“儲かる”という点では確かに紹介料は手に入りますが、結局のところ大元の幹部層がほとんどの利益を持っていってるのが事実です。

また、そういった一般的に”怪しい”とされることをしていると、周囲との人間関係にヒビが入ります。

同じように投資セミナーでも...

話を戻して、投資セミナーにハマりやすい大学生の話をすると、サークルという狭いコミュニティで断りにくいです。

友人に勧められるとついつい「とりあえずお試しで受けてみるか...」と妥協してしまいます。

そのため、”とりあえず参加してしまう”大学生が多いです。

しかし、始めはそうでも、そこからのめり込んでしまう人も多いです。

お試しのつもりがいつの間にかあれやこれやと情報教材を買ったり、怪しい金融商品を買わされて騙されていたということが多々あります。

投資セミナーそのものは怪しくない

矛盾しているようですが、投資セミナーそのものは怪しいものではありません。

しかしながら、「”資産を持っていない大学生”をターゲット層としてあえて狙っている投資セミナーは怪しい」です。

一流のヘッジファンドであれば、富裕層をターゲットに全力で成果を出しています。何故なら太い客だからです。

一方で、あえて貧困の部類に入る大学生を芋づる式で搾取しているようなセミナー講師は”三流であること”を公言しているようなものです。

間違っても「この人は私のような大学生たちの救世主だ!!」なんて勘違いして、盲目な信者になってはいけません。

投資を始めることは否定しません

筆者としての考えを改めてお伝えすると、「投資そのものを否定するつもりはありません。しかし、きちんとした金融リテラシーを持ち合わせていないと、甘い罠にそそのかされることになる」ということです。

書店の本でも「10万円を1億円に~」といったタイトルの本も多くあるのも事実です。

しかし、それを真に受けてしまってはいけません。もちろん、周りの本と比較できるため、真に受ける人は少ないでしょう。

しかし、前述した大学生が陥るアムウェイや投資セミナーの場合、周囲に比較できるものがありません。そのため、「友人が言ってるから...」、「お金があれば楽になるし」といった甘い考えを持たないように気をつけてください。

間違っても学費代で投資してはいけない

また、投資そのものは賛成であるものの、あくまで生活余剰金で投資をしてください。

間違っても学費代や生活費に充てるはずのお金で投資をしてはいけません。

もし損失を出せば、大学を中退するような取り返しがつかない事態になるかもしれません。

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