レポート

『怒り』20代独身男性を襲う値上げラッシュ!

最近のニュースは値上げ、値上げと同じような報道が必ずあって嫌気をさします。

特にカップラーメンと冷凍食品の値上げは20代独身男性である筆者にとって、非常に辛いです。ミスドの値上げも悲しいです。

電気料金が3回も値上げされた!

個人的なことですが、去年12月に電気会社からのハガキで”電気料金の値上げ”の連絡が来ました。その年で”3回目の値上げ宣告”でため息をついてしまいました。

なんだかんだで合計で20%以上は値上げされたような...。

理由はエネルギー価格(正確には原油価格&天然ガス価格)の上昇とのこと。

特に天然ガスに関しては以下の2つが大きな要因となっています。

  • 中国の”青空作戦”

  • ウクライナ情勢

前者は電力発電を石炭→天然ガスへシフトしていく中国の政策で、後者はウクライナ情勢によってロシアの天然ガスが欧州へ輸出できなくなる問題です。

これら2つの要因が安定するまで天然ガスは高止まりし続けるでしょう。

燃料費調整制度

”燃料費調整制度”なるものがあって、過去3カ月のエネルギー価格から2カ月後の電気料金を調整しているそうです。その都度、原油や天然ガスの値上がりを電気料金に反映していたらとんでもない手間がかかるからです。

よって、数カ月ごとに価格の見直しをしているとのこと。

現在のエネルギー価格の様子を見ると、今後も定期的な値上がりがありそうで怖いです。

関連記事『2021年最新』エネルギーセクターETFの見通しを推察する!

カップヌードルの値上げが決定...。

そんなこんなで去年は電気料金の値上げに肩を落としていましたが、今年は食品関係の値上げに肩を落としそうです。

2月4日(金)に日清食品が主力商品であるカップラーメンの値上げを公表しました。今年の6月出荷分から施行されるそうで、なんでも最大12%の値上げになるそうです。

1人暮らしの独身筆者にとってカップラーメンは忙しい日々のサポートアイテムであっただけに、10%以上の価格増加はかなり苦しいです。

“うまい棒が12円騒動”のときには「どうせ俺には関係ないことだし...」と無関心でしたが、いざ身近なカップラーメンが値上がりすると「他の食品は大丈夫かな...」と不安になってきますね。

原材料高騰は本当か?

値上げの理由として、原材料の小麦が高騰しているからだそうです。

これは本当でしょうか?だとしたら、今後パンやパスタ、その他もろもろが値上げしていくことになります。

シカゴ小麦先物を見てみましょう。現在の価格は760セント台であり、コロナ前の2020年高値580セント台と比べると1.4倍近く上昇しています。しかもチャートを見ると上昇トレンド中であるため、今後も上昇していく可能性が高いです。

また、地政学リスクとしてウクライナ情勢があります。資源大国であるロシアは小麦生産において世界第3位の8,500万トンを生産しています。(ちなみに第一位は中国、第二位はインド)

もしロシアがウクライナに侵攻するような事態が起きれば、当然ロシア産の小麦は手に入らなくなります。必然的に欧州などの小麦供給量が減り、その余波が日本にも来るでしょう。

ウクライナ情勢がどうなるかは素人の私には一切分かりませんが、動向には注意したほうがよいでしょう。

牛丼にドーナッツも値上がり...。

この記事を書いていて気づいたのですが、去年12月にしれっと”すき家”も値上がりしていました( ˘•ω•˘ )

私が月1(?)でテイクアウトしている”すき家”の牛丼が40円~70円の値上げをしていて、いつも頼む牛丼大盛が480円→550円(+70円)。いつも西友の温玉を乗せて食べていましたが、温玉を控える必要がありそうです。

生牛先物を見ると、確かに2020年の高値から10%以上の値上がりをしています( ˘•ω•˘ )

また、ミスタードーナッツも値上がりするそうです。仕事や投資で良いことがあったときに”ご褒美”として利用していたミスドも値上がりするのは残念です。3月から施行され、だいだいプラス10円の値上げとなります。

ハニーチュロスは諦めざるを得ません( ˘•ω•˘ )

2022年は”値上げの年”

ここまで取り上げたもの以外にも、豚肉・牛肉にハム・ソーセージ、食品用油も値上げとなります。加えて1人暮らしの必須アイテムであるパスタや冷凍食品も値上げするそうです。

米国はインフレ率に合わせて平均時給も上がっています。しかし、日本の場合、時給が上がることはまず期待できません。(少なくとも私の会社では)

2022年は食品などの支出が一方的に上がっていく状況になりそうです( ˘•ω•˘ )

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