株式投資

『2022年最新』クリーンエネルギーETFの見通しを分析!

2021年6月26日

悩める人
悩める人

「脱酸素」「EV化」ってニュースでよく耳にするようになって興味をもったけど、関連銘柄に投資できないかな?

できれば一括で分散できるETFがあればいいんだけど...。

今回は、このような悩みを解決していきます。

  • クリーンエネルギーの将来性

  • クリーンエネルギーの主要ETF比較

  • クリーンエネルギー投資の注意点

この構成で解説していきます。

クリーンエネルギーへの投資

まず、クリーンエネルギーとは名前の通り二酸化炭素などの有害物質を排出しない、または少ないクリーンなエネルギーのことを指します。

このクリーンエネルギーが注目されるようになった主な要因として、アメリカのバイデン政権が掲げた「2兆ドルのクリーンエネルギー計画」が挙げられます。今後15年にわたってクリーンエネルギー&関連インフラに資金を投じて、クリーン・エネルギー化を促進させるといった内容になります。

そもそもこの計画を掲げたタイミングが2020年のアメリカ大統領選のときであったため、コロナ禍の経済であるため、すぐさまクリーンエネルギー化への流れがあるとは言えません。

しかし、バイデン大統領の当選ニュースが報じられると、きたる将来に向けてクリーンエネルギーへ多額の投資資金が流入しました。

実例を挙げると、水素燃料電池システムの開発事業を行なっているプラグ・パワーが有り得ない暴騰をしています。

プラグ・パワーの日足チャートです。

プラグ・パワーの日足チャートです。

また、世界の検索トレンドが分かる”Google Trend”を使うと、12月に大きく検索されていることが分かります。

これまで鳴かず飛ばずの決算であったのにもかかわらず、です。しかし、このような裏付けのない株価はすぐさま戻し、1月から5月にかけて大きな下落トレンドが続きました。6月25日時点でも横ばいが続いたおります。

「脱炭素社会」の将来

バイデン政権の発表を受けて、世界各国でクリーンエネルギー化が注目を受けました。日本でも「2030年代に全ての新自動車をEV化!」と大々的に掲げて出しました。

確かに今後はさらにEV化&クリーンエネルギー化が進んでいくことでしょう。

しかしながら、石油からの依存を切り離すことは難しいでしょう。

というのも、自動車のエンジンをモーターに変えたところで、石油需要が消えるわけではありません。

日々の生活で使っている日用品や衣服、何かあったときに助けになる薬品なんかも石油から出来ています。最近は別の資源から作ろうと企業の努力があるものの、それでも数年、十数年でどうにかなるかと言われれば、専門家は冷ややかです。

関連セクターの記事『2021年最新』エネルギーセクターETFの見通しを推察する!

投資先として唯一無二の魅力

とはいえ、クリーンエネルギーは投資先として非常に魅力的です。

2021年6月25日現時点で、「1兆ドル規模のインフラ投資法案を米議会上院の超党派議員と合意した」とのニュースが報じられました。

クリーンエネルギーへの投資がどれくらいの割合なのかはまだ分かっていませんが、インフラ計画がいよいよ現実を帯びてきました。

また、世界を変える技術に投資できる!」といった点が唯一無二で、大変魅力的なことだと思います。やはり投資しているからには成長株に投資したいと若者は思うことでしょう。

しかし、成長株と言ってもAIだとか、宇宙だとか、日常生活に結びつくとは思えないものが多いでしょう。

その点で、クリーンエネルギーは今後、日常生活と密接に結びつくことになるため、「世界のために投資する!」と大げさながらも投資の醍醐味を味わえるでしょう。

クリーンエネルギーの主要ETF3つを比較!

本題に戻って、クリーンエネルギーに投資するにあたって3つの主要ETFをご紹介します。

  • ICLN

  • QCLN

  • PBD

それぞれに特徴があるため、自分が投資したいテーマに合わせて銘柄を選びましょう!

ICLN(iシェアーズ グローバル・クリーンエネルギー ETF)

ICLNは、全世界のクリーンエネルギー関連銘柄に分散投資するETF構成となっています。

米国企業が4割を占め、次いでデンマークが14%、中国が6%、ヨーロッパ主要国が3~6%ほど、となっています。

ICLNの国別割合を表したグラフです。

ICLNの国別割合を表したグラフです。

構成銘柄は104銘柄におよび、上位5銘柄は以下となっています。

ティッカー銘柄名業種保有比率(%)評価額(100万ドル)
VWSVESTAS WIND SYSTEMS資本財・サービス7.78468.0
ENPHENPHASE ENERGY INC情報技術6.30379.1
ORSTEDORSTED公益事業5.90355.1
PLUGPLUG POWER INC資本財・サービス4.73284.5
XELXCEL ENERGY INC公益事業4.25255.9

経費率は0.46%、配当利回りは0.42%となっています。そのため、値動きがないと仮定した場合、0.04%の損失となります。

各地域に分散投資したい保守よりの考えをお持ちの方はこちらのICLNをおすすめいたします。

QCLN(ファーストトラスト・ナスダック・クリーン・エッジETF)

次にご紹介するQCLNは、米国企業に集中投資するクリーンエネルギーETFになります。

地域構成は米国が8割占めていて、次点が中国の12%となります。そのため、地域としての分散性は低いと考えてください。

QCLNの国別割合を表したグラフです。

QCLNの国別割合を表したグラフです。

ただし、業種としてはICLNが電力企業を中心としているのに対し、QCLNはEV自動車メーカーのテスラやニオ、半導体関連企業にもバランスよく分散されています。

ティッカー銘柄名業種保有比率(%)評価額(100万ドル)
NIONIO INC資本財・サービス8.81233.2
TSLATSLA INC資本財・サービス8.14215.4
ENPHENPHASE ENERGY INC情報技術7.27192.6
ALBALBEMARLE INC資本財・サービス6.08161.0
PLUGPLUG POWER INC資本財・サービス5.80155.4

経費率は0.6%、配当利回りは0となっています。ICLNより経費率がかかるうえ、配当がないため、クリーンエネルギー・ブームが本格的になる前に保有することはおすすめできません。

関連銘柄が大きく上昇し始めたら、その波に乗るようにQCLNを購入することをおすすめいたします。

PBD(インベスコ・グローバル・クリーン・エネルギーETF)

次にご紹介するPBDは、QCLNと同様にグローバルに分散投資するETFになります。

ただし、筆者としてはPBDへの投資はあまりおすすめしていません。

理由として、

  • 米国上場外の銘柄が多数を占めている。

  • 経費率が他より高い。

構成上位の5銘柄を見ても、米国に上場している企業はAMRCしかありません。そのため、主要銘柄の情報収集がしにくいです。

☆上位5銘柄☆

ティッカー銘柄名業種保有比率(%)評価額(100万ドル)
LIGHT:NASignify N.V.資本財・サービス8.81233.2
VBK:GRVERBIO Vereinigte BioEnergie資本財・サービス8.14215.4
SPK:SMSolarpack Corp Tecnologica S資本財・サービス7.27192.6
247540:KSEcopro BM Co Ltd資本財・サービス6.08161.0
AMRCAmeresco Inc資本財・サービス5.80155.4

グローバルETFとはいえ、最低限上位銘柄くらいの情報収集はしておきたいです。よって、米国に上場している銘柄で構成しているICLNやQCLNのほうが管理しやすいです。

加えて、地域別の分散性としてはICLNとさほど差がないことも挙げられます。

また、経費率を見ると0.75%とご紹介した3つのETFの中で最も高いです。管理の手間を考えればあえてこの銘柄を選ぶ必要はないと思います。

「注意」成長には何年もかかるかも?

ここまでで3つのクリーンエネルギーETFをご紹介いたしました。

結論として、下の選び方を参考にすればよいです。

  • グローバルに分散投資したい方はICLN

  • 米国市場の成長性を信じている方はQCLN

しかしながら、クリーンエネルギーというセクター自体が今後の成長性にかかっていることを忘れないでください。

仮に株価が上がっていても、それは今後の将来性を見越して築き上げられた”砂上の楼閣”かもしれません。そのため、いつ崩れてもおかしくありません。

長い目で見ることが大切!

よって、短期的な調整局面や急落にあたふたせず、長期保有を決めたのであれば常に持ち続けることをおすすめします。

しかし、もし含み損があると落ち着かないというのであれば、今はまだ投資しないことをおすすめいたします。

ただし、何度も言う通り、長期的には明るいセクターであり、かの有名なアップルなどもクリーンエネルギーへの投資を積極的に行なっています。こうした波に乗ることで大きく資産を増やすことができます。

関連セクターの記事

『2021年最新』今すぐ注目しておくべきEV銘柄・3選

 

-株式投資
-,