株式投資

1万円で株式投資は可能なのか?危険性は?

2021年5月8日

悩める人
悩める人

投資を始めたいけど、いきなり大金を使うのは怖いなぁ~。

できるなら1万円くらいから投資を始めてみたい。

今回は、このようなお悩みを解決していきます!

1万円の少額投資は可能なのか?

結論からお伝えしますと、1万円からでも株式投資は可能です!!

私が愛用している楽天証券であれば、1万円以下で買える米国株がたくさんあります。

また、利用したことはありませんが、LINE証券やPayPay証券であれば日本株を一株から購入でき、1万円からでも投資できます。

しかしながら、1万円だけでは継続していくのは難しいです。

少額投資は可能だが、危険性がある。

少額投資は一見してリスクが低く思えることでしょう。

しかし、実際には少額だからこそのリスクが隠れています。

【危険1】リスク分散ができない。

まず、リスク分散しにくい危険があります。

やはり1万円だけでは買える株の種類や数に限りがあります。

そのため、充分なリスク分散ができません。

実際、米国株を実際に買おうとすれば、安くてもおおよそ2,000円はします。

2,000円より安い銘柄ももちろんありますが、超小型株のためオススメできません。

では、日本株であれば一株500円くらいの銘柄がたくさんあるので問題ないのかと言えば、そういうわけではないと考えています。

というのも、売買手数料の点で見ればLINE証券等の一株売買を可能にしている証券会社の手数料は高いです。

ネット記事には楽天証券とPayPay証券の手数料を比較して、「1万円以下ならPayPay証券のほうが安い」と謳ってるものがあります。

しかしながら、実際には楽天証券のほうが安くなるどころか、100万円までの取引額であれば手数料が0円になります。というのも、元々楽天証券には2つの手数料コースがあり、上記のネット記事ではあえて低額取引では高くなる手数料コースで比較しているからです。

【危険2】大きな利益を求めて博打をし始める。

 

仮に100万円で購入した銘柄が10%上昇したとしましょう。

すると含み益は10万円となります。

では、1万円で購入した場合はいくらになるでしょうか?

100分の1である1,000円となります。

片や10万円の含み益に対し、もう片やは1,000円です。

 

元手が違ってくるとこれだけの差が出てしまいます。

そのため、1万円と少額で始めると最初のうちは利益が出て喜んでいても、だんだん物足りなさがこみ上げてきます。

そしてそのうち、より大きな利益を求めてハイリスク&ハイリターンの投資に手を出してしまいます。

実際、私も5万円から投資を始めたときはハイリスクな銘柄に手を出してしまい、大損した経験があります。

【危険3】投資を挫折してしまう。

これまで紹介した2つのリスクによって大損してしまう可能性は十分あり得ます。そうなると、次に怖いことは「投資は損するだけ、やめたほうがいい」と投資に対し後ろ向きになってしますことです。

そうすると、まだまだ10年、20年と投資をするチャンスはいくらでもあるのに、それらの機会を全て喪失することになります。

年利3%で毎月1万円を投資した場合、20年で○○万円も含み益が生まれるのにです。

1万円から始めるなら、せめて10万円貯まるまで待とう

結局のところ、私個人の意見としては「1万円の少額から投資を始めるくらいなら、もう数カ月待って10万円にしてから始めてはどうでしょうか?」というものになります。

最近の投資インフルエンサーのなかには「今すぐ始めるべきだ!!」と発破をかける方もいらっしゃいますが、お金に余裕がないと心にも余裕がなくなってくるものです。

いったん落ち着いて、元手を増やしてから始めることも大切です。

どうしても今すぐ始めたいなら、投資信託!!

どうしても今すぐ始めたいのなら、投資信託をオススメします。

投資信託を詳しく知らない方に向けてザックリと説明すると、「みんなで出し合ったお金をプロの投資家に運用してもらおう」というサービスになります。

先ほど、1万円から投資を始めるな!と伝えましたが、100人集まれば100万円に膨れ上がり、さらに1万人になれば1億円に膨れ上がります。そのため、安定して資産を形成してもらえます。

もちろん、利益は人数、支払った金額によって分割されてしまいますが。

さらに、もしアナタが”つみたてNISA”を始めていないのであれば、ぜひとも”つみたてNISA”で投資信託を始めることをオススメします。

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